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コーヒーの淹れ方について(コーヒー勉強会☕④)

公開日:2023/02/24


コーヒー勉強会、いい感じに続いています☕
いつもお付き合いいただきありがとうございます!!


4-1 コーヒーの淹れ方総論


お気づきかと思いますが、コーヒーの淹れ方で味わいが変わってきます。
細めのお湯でゆっくり抽出するとコクのある味わい、
太めのお湯で手早く注ぐとあっさりした味わいになるとのこと。

お湯の温度が高いほど苦みが、低いほどまろやかさが出てきます。
ペーパードリップに適した温度は90度前後なので、
一回器具を湯通しして、ポットに戻し、それを注ぐくらいの温度がちょうどいいとのこと。

豆の挽き方は、粗いほど薄く、細かいほど濃くなります。これはなんとなく想像つきますね🤔

4-2 豆の挽き方


豆の挽き方の種類を簡単にまとめます。

・粗挽き(ザラメ糖の大きさ)
→粗いので抽出に時間がかかる。苦みが抑えられ、雑味も出にくい。

・中挽き(グラニュー糖よりやや大きい)
→ペーパードリップなど、様々な器具に適していて使いやすい。バランスの取れた味わい。

・細挽き(グラニュー糖の大きさ)
→湯に触れる面積が大きいため、成分が出やすく濃厚。苦みと相性が良い。

・極細挽き(パウダー状)
→濃厚なコーヒーを抽出できる。エスプレッソやマキネッタに使用。

4-3 様々な挽き方まとめ


①ハンドドリップ
→ドリッパーを使用して抽出する。
ペーパーもしくはネル(布)をセットし、コーヒーの粉をセット。
一度真ん中に注いで蒸らしの工程を行い、少しずつ湯を注ぐ。
コーヒーの壁を壊さないよう、真ん中に細く淹れ続けるのがベスト。

②サイフォン
→フラスコやアルコールランプなど、見た目が面白い。
フラスコ内のお湯を沸騰させ、上部ロートへ移動。コーヒー粉と混ざり合う。
加熱をやめると一気にフラスコ内へコーヒーが落ちてくる。

短時間で香りのよいコーヒーができる。

③フレンチプレス
→粉を湯に浸して抽出する。初心者でも手軽に扱える。
粉を入れ、1/3までお湯を注ぎ蒸らす。30秒~1分経ったら、残りろ注いでブランジャー(蓋)をはめる。
4分経過後、ブランジャーを押し下げると、フィルターが下がり、コーヒー粉が下に移動するので、上澄み液のみ飲む。

金属フィルターを使用するため、コーヒーオイルがしっかり抽出されるのが特徴。

④マキネッタ
→イタリアでメジャーな直火式。
フラスコの中に水をセットし、コーヒー粉、サーバーをセットして中火にかける。
ポコポコと音が鳴り、サーバーに抽出液が出始めたら火を止める。

音で判断するので、初心者には難しい。

⑤氷出し(アイスコーヒー:点滴抽出法)
→溶けた氷の水滴でドリップする。細挽きの粉を使うことで、濃い味わいとなる。
細挽きの粉と水を1:1の割合で混ぜて練る。
ドリッパーをセットし、ドリッパーに氷を入れ、すべて溶けたら完成。

⑥水出し(アイスコーヒー)別名:ダッチコーヒー、コールドブリューコーヒー
→粉を水に長時間浸して抽出する。ゆっくり抽出するため、優しい味わいになる。
粉が細かすぎると粉が漏れ出し、粗すぎても味が出ないので、中細挽きがよい。
水出しポットに粉を入れ、水を注いで8時間程度置く。
そのままにしすぎるとえぐみの原因となる。

⑦急冷式(アイスコーヒー)
→氷に当てながらコーヒーをドリップし、急速に冷やす。
豆の量はホットの2割増しにし、濃い目に抽出するとよい。

サーバーいっぱいに氷を入れ、その上から濃いめにドリップする。
抽出できたらすぐグラスに移し、薄くならないようにする。

⑧エスプレッソ
→豆を極細挽きにし、9気圧の圧力をかけて95度前後で30cc抽出する方法のこと。
気圧や温度は高くても低くてもいけない。

茶色い泡(クレマ)が新鮮な赤葦で、コーヒー豆から溶け出した炭酸ガスが集まっているもの。
味をまろやかにしてくれる。

4-4 使用する水について

ドリップコーヒーには、ミネラル分が少ない軟水が良い。
※軟水…日本の水道水はほぼ軟水。水1ℓに対してマグネシウムとカルシウムが100mg以下の水。
※硬水…海外のミネラルウォーターに多い。苦みが引き出されるのでエスプレッソに向いている。


今回も字がたくさんで疲れた~!!!😨
ありがとうございました!!