とりたま日記とりあえず書く、たまごであった
コーヒーの焙煎について(コーヒー勉強会☕⑤)のサムネイル

勉強

  • 外カフェ
  • おうちカフェ
  • COFFEE
  • 趣味
  • 雑談

コーヒーの焙煎について(コーヒー勉強会☕⑤)

公開日:2023/03/10


コーヒー勉強会も5回となり、テンポよくお勉強できています😂
タリーズの講習会にお邪魔しましたが、座学だけだと忘れちゃうので、積極的に実践していきたい今日この頃です。


5-1 焙煎による豆の変化


焙煎(ロースト)とは、「コーヒー豆を煎る」工程のことです。
焙煎による変化はこんな感じです。

①焙煎前:薄黄緑、香りは青臭く、ほとんど味はしない。

②熱を加えると、少しずつ水分が抜け、白っぽくなる。

③豆全体が収縮し、表面にしわが寄る。

④豆が膨張し、破裂音(1ハゼ)が起こる

⑤豆のしわが伸びて、2ハゼが起こる。

⑥油分がにじみ、艶が出る。

なお、浅煎りの方が酸味が強く、深煎りの方が苦みが強くなります。

5-2 煎りの段階ごとの名称


①~② ライト・ロースト
→最も浅煎り。黄色かかった茶色。流通はほとんどしない。
生豆をチェックするテスト用に使用されることが多い。

②~③ シナモン・ロースト
→豆の水分が蒸発し始めて、シナモン色になる。まだ飲むには不向き。

④ ミディアム・ロースト
→豆は栗色で、1ハゼが始まってから終わるくらいの焙煎度合い。
ナチュラルで精製された生豆や、豆本来の味わいを楽しめる。
【適した銘柄】モカ、キリマンジャロ

④~⑤ ハイ・ロースト(中煎り)
→ミディアムローストに比べて香りが強く、酸味とコクが感じられる。
低地から中高産地で取れる豆がよい。
【適した銘柄】ブラジル、コロンビア

⑤ シティ・ロースト(中煎り)
→2ハゼが起きた直後で止めた状態。バランスが良い。

⑤ フルシティ・ロースト(中深煎り)
→2ハゼの途中で止めた状態。苦みが出始める。酸味はわずかとなる。
中深煎り~深煎りは、中高産地で取れる豆に合う。
【適した銘柄】マンデリン、グアテマラ

⑤~⑥ フレンチ・ロースト(深煎り)
→2ハゼからさらに加熱を続ける。濃いチョコレート色で艶が出る。

⑥ イタリアン・ロースト(深煎り)
→深煎りの最上級で、色は黒に近い。焦げたような香りと苦みが特徴。

5-3 焙煎機のタイプ


業務用焙煎機には3つのタイプがある。

①直火式
→網状に穴の開いたドラムを回転させながら、直に火を当てて焙煎する。
高温焙煎が可能だが、ムラができやすく、大量の豆を焙煎するのは不向き。

②熱風式
→熱源から発生した熱風を送り込む。
豆を均等に焙煎できるが、香りはやや弱くなる。

③半熱風式
→豆の入った回転ドラムを、直火と熱風の両方で焙煎する。
初心者でも管理がしやすく、現在の主流の方法。高温による焦げができやすい。

5-4 焙煎前後のハンドピック


焙煎の前後で取り除く欠点豆はこちらです。

【焙煎前に見つけやすい欠点豆】
虫食い豆(虫が散乱した後がある)、
カビ臭豆(保管中に湿気を帯びてカビが生えた豆)、
コッコ(脱穀不良で果肉が残ったもの)、
黒豆(発酵しすぎ)、
死豆(正常に見を結ばなかった白い豆)、
パーチメント(内果皮が残った豆) などなど。

【焙煎後に見つけやすい欠点豆】
割れ豆(生豆を脱穀する際の摩擦や圧迫で割れたもの)、
貝殻豆(遺伝的な要因で貝殻のような形をしているもの)、
未熟豆(未成熟のまま。焙煎後、色づきが悪い)、
焦げ豆(煎りムラがあって焦げた豆) などなど。


今回も字が多い~😨
でもおいしいコーヒーを作るには大事な回ですね!

サムネは、ミスドのコーヒーセット。
ミスドって、ブレンドコーヒーとカフェラテとミルクティーがお代わり自由って知ってました???
カフェ活がはかどる~!!👏

今回をもって、コーヒー勉強会はいったん終了します☕
本の内容は十分に学べたのと、今後は色んな味わいを試して、好きなコーヒーを探していきたいと思います(^^)v
色んなカフェのコーヒーレポはこれからもやっていきますが、せっかくなので中身のある言い回しにしていきたい(笑)

今回もこれまでも、お付き合いいただきありがとうございました!!