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コーヒー豆の精製方法について(コーヒー勉強会☕②)
さてさて、コーヒー勉強会、続きます(^^)v
今回は、引き続き「決定版 極める愉しむ珈琲事典」(鈴木太郎監修、出版社:西東社、発売日:2022年12月27日) より、
コーヒー豆の精製方法を勉強していきますよ~🙌
2-1 コーヒー豆とは??
前回もお話したとおり、コーヒー豆は豆ではなく「種子」から出来ております🍃
コーヒーノキが育つ条件として、以下5つが挙げられます。
①気温(平均22度前後の高地)、
②降雨(1200~1600mm程度。日本は1,700mm程度です)、
③日照(日光に弱いため、緩やかな山の斜面に植えられることが多い)
④土壌(火山灰の土壌がよい。カリウムを豊富に含んだ肥沃な土壌、水はけがよくpH4.5~6.0の弱酸性の土が最適)、
⑤標高(1,000~2,000m程度の涼しい高地)
日本でも、沖縄などでわずかに生産している例があるとのこと!!
2-2 精製について
さて、味わいに大きく影響する精製の話です。
精製方法は大きく分けて3つ。
①ウォッシュド(アフリカ式)
味の特徴:すっきり済んだ味わい、クリアな味。
主な採用国:東アフリカの国が多い(ケニア、タンザニア、ルワンダ、エチオピアなど)
選別後、ディスクタイプの果肉除去機(パルパー)で果肉を取り除き(パルピング)、発酵槽に入れて一晩発酵。
ぬめりや糖分(ミューシレージ)を除去し、きれいな水に一晩漬けて雑味を取り除く(ソーキング)。
その後、アフリカンベッドで乾燥して脱穀機で内果皮(パーチメント)と取り除く。
②ウォッシュド(中南米式)
味の特徴:クリアな味わい。
主な採用国:ブラジル、中南米諸国
選別後、パルピングで果肉、ミューシレージを取り除き、天日乾燥もしくは機械乾燥。
脱穀機で内果皮(パーチメント)と取り除く。
③パルプドナチュラル(ハニー)
味の特徴:ミューシレージをどれだけ残すか次第だが、甘い香りとコクが出る。
主な採用国:中南米(ブラジル、コスタリカなど)
選別後、パルピングで果肉を取り除き、ミューシレージがついたまま天日乾燥。
脱穀機で内果皮(パーチメント)と取り除く。
ミューシレージの糖分をどれだけ残すかによって味が変わる。
④ナチュラル(ワイニー)
味の特徴:マンゴーやベリーのような甘い香りとコク。コーヒー豆そのものの風味を感じやすい。
主な採用国:ブラジル、イエメン、エチオピア、インド、中米な。広い土地があり、比較的雨の少ない地域で採用。
選別後、そのまま干しブドウのように黒くなるまで天日干し。
脱穀機で果肉と内果皮(パーチメント)と取り除く。
⑤スマトラ式
味の特徴:マンデリン特有の力強い香り。深いコクが感じられる。
主な採用国:インドネシアのスマトラ島(マンデリンの精製)
選別後、パルピングで果肉を取り除き、天日乾燥。
水分値50%の生乾きの状態で脱穀し、生豆を再び乾燥させる。
⑥発酵プロセス(人為的味加工製法)
味の特徴:フルーティーでジューシーな酸味。
主な採用国:エチオピア、コロンビア、パナマなど。
コーヒーのフレーバー強化のために生まれた手法。
選別後、タンクに果肉を詰めて発酵(嫌気性発酵)。発酵がある程度進んだら取り出して天日乾燥。
脱穀機で果肉と内果皮(パーチメント)と取り除く。
いや~、勉強会が字が多くて疲れますね(笑)
まだまだ序の口なので、引き続き知識入れを頑張ります😤
長々とありがとうございました!


